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2006年06月11日

●「川、いつか海へ」

山の男と海の女が恋をした
二人で作ったガラスの浮き球
その玉は人の心に眠る愛を目覚めさせる不思議な力を持った
ガラスの浮き玉は川を流れて人の手から人の手へ
今日はだれの手に渡るのだろう



2002年にNHKで放送の「川、いつか海へ―6つの愛の物語」の感想です。

kawaitsukaumihe.jpg


このドラマは2002年の年末にNHKで6夜連続で放送されたドラマ。まず目を引くのは脚本陣

野沢尚(眠れる森、氷の世界、破線のマリス、緋色の記憶など)、三谷幸喜(古畑任三郎、王様のレストラン、THE有頂天ホテルなど)、倉本總(北の国から、優しい時間など)と誰もが知っているであろう作品を多数書いている脚本家がリレー形式で脚本を担当しています。

まず全6話の脚本と主要キャストを列挙しますと…

第1話:野沢尚/深津絵里、ユースケ・サンタマリア、浅丘ルリ子、森本レオ ほか
第2話:三谷幸喜/渡辺謙、小林聡美、西田敏行 ほか
第3話:倉本總/小泉今日子、柳場敏郎、椎名桔平
第4話:三谷幸喜/観月ありさ、筒井道隆、香川照之、江守徹 ほか
第5話:野沢尚/深津絵里、ユースケ・サンタマリア、浅丘ルリ子 ほか
第6話:倉本總/浅丘ルリ子、森本レオ、小沢昭一、奥田瑛二 ほか



このドラマのストーリーを簡単に説明すると、ある夫婦(森本レオと浅丘ルリ子)が昔作ったガラスの浮き球が川を流れていくうちに多くの人の手に渡り、奇跡を起こすといったもの。

全話見終えて思ったのは「面白い企画」だということ。各話で3人の脚本家のタッチというか「あの人の脚本らしいなぁ」って思ってみてました。

野沢尚の第1話、第5話はガラスの浮き玉誕生の経緯と深津絵里、ユースケの二人の会話をメインにして二人が未来へと歩みだそうとするまでの葛藤を。

三谷幸喜の第2話、第4話はガラスの浮き球を大きくいじり、小さな場所を舞台としてまるでシチュエーションコメディを見ているかのような錯覚に陥らせてしまうほど^^

倉本總の第3話、第6話では自然と人間の係わり合いと現在の日本及び日本人の自然の付き合い方に対する批判を描いたように思います。


脚本家それぞれであまりに作品のトーンが違うあまり、全体のまとまりに乏しいように思えなくもないですが、僕の場合、それがモザイクのように独立した色が全体を鮮やかに彩るような感じがして、むしろ楽しんで見ることが出来ました。


あと僕がちょっと気になったのは第6話のエンディング。見ている側に伝えたいメッセージはわかるのですが、話を広げすぎな印象。


キャストについて僕の印象に残っているのが深津絵里。「自分探し」的な役回りを演じさせたら、女優の中でもぴか一だと思いますね。そして「彼女が演じた多実って何か好きだな」って思いつつ見てました^^



ちなみにこのドラマの第1話で深津絵里の子ども時代を演じたのが…
sidamirai.jpg


論争が起こった天海祐希主演の「女王の教室」で重要な役を担った志田未来が出演。



そして第3話の小泉今日子の娘役だったのが…

narumiriko.jpg


ドラマ「瑠璃の島」「1リットルの涙」などに出演した成海璃子(この時は塚本璃子)が出演してました。(ちなみに彼女はストーリーの中で「松たか子と松嶋菜々子を足して2で割った」と表現されていました^^)



かつて見たドラマや映画を見返す際に現在活躍の俳優を探すのって何か「宝探し」見たいな感じがして面白いですね。


2014年1月5日追記

本ドラマのメインテーマ「A River Flowing Back To The Ocean」が収録のCDのレビューを掲載しました。

【過去のエントリ:岩代太郎「Tact ~Taro Best Works 2000~2005」












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