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2006年06月07日

●株価の動きとその中で繰り広げる人間ドラマ?『波のうえの魔術師』?

今日は石田衣良『波のうえの魔術師』の紹介をします。

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バブル経済の崩壊とともに、銀行による株の持合いがかなり解消されて、オンライントレードの普及や近年の株式市場の活況によって、個人投資家と称される人が増え、株の取引が随分馴染みのあるものになったかもしれません(ちなみに自分は株の取引未経験です)。

そして2006年にライブドア社長ホリエモン、村上ファンドの村上世彰の逮捕の報道はいずれも「株がらみ」による犯罪。

そういうこともあり、今回石田衣良『波のうえの魔術師』は株にまつわる話で時節柄うってつけと思ったわけで^^




さて、簡単にこの作品のストーリーを説明すると…

毎日を漫然と過ごすプータロー白戸則道がある日、老人小塚泰造と出会う。実はこの小塚老人は伝説の相場師といわれる人物で彼のもとで白戸は株式の勉強をする。小塚老人の目的は預金量第3位のまつば銀行を潰す事だった。白戸と小塚、そしてまつば銀行の株価を通じた5週間の戦争の結末は?



この作品の時代背景はバブルの崩壊とそれに伴う銀行の不良債権問題、北海道拓殖銀行の経営破たん、山一證券の廃業、銀行の貸し渋りや貸し剥がしなど日本経済が混迷の度合いを強めていた頃だと推測されます。

バブル崩壊後に資金を回収しようとしたまつば銀行の悪事に立ち向かう白戸と小塚の様子が株価の推移と連動して非常に面白く描かれています。

僕は株価などには一切興味が無かったのですが、経済に疎い人でも十分に楽しめます。 実際に僕がそうですからね。



ちなみにこの『波のうえの魔術師』はドラマ化されています。タイトルは「ビッグマネー」。 非常に面白いドラマだったのですが、知っている人が非常に少ないのが個人的に残念です^^

後日この「ビッグマネー」について感想を載せようと思います。





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