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2008年03月24日

●「母べえ」見ました(´ー`)

タイトル横の顔文字についてはこちらを御覧下さい♪


今日は吉永小百合主演の映画「母べえ」の感想です。

moviekaabee.jpg


◎作品データ
製作年度:2007年
製 作 国:日本
上映時間:132分
監  督:山田洋次
原  作:野上照代「父へのレクイエム」(『かんころもちの島で』所収)
脚  本:山田洋次、平松恵美子
音  楽:冨田勲
キャスト:吉永小百合、浅野忠信、壇れい、志田未来、佐藤未来、笑福亭鶴瓶
     坂東三津五郎、戸田恵子、倍賞千恵子 ほか


◎簡単なストーリー紹介
昭和15年、野上家では母親(吉永小百合)のことを「母べえ」父親(坂東三津五郎)のことを「父べえ」と呼んでいた。娘の初子(志田未来)と照美(佐藤未来)はふたりの大きな愛に包まれて育ち、家庭には平穏があった。だが日中戦争の激化とともに国状は大いに変化し、文学者だった父は治安維持法違反の思想犯として投獄される。



この映画のレビューを掲載したつもりでいてすっかり忘れていました^^;


さて、この映画は野上照代の自伝的小説「父へのレクイエム」が原作。
(ただし映画公開に合わせて『母べえ』のタイトルで再出版)

原作のタイトルだけで判断するに父にスポットを当てた作品だろう予想できますが、映画のタイトルは「母べえ」と母に重点をうつしたものに変わっています。

さらに「母べえ」役に吉永小百合でしょ。

だから吉永小百合PVと考えていいと思います


確かに60歳を過ぎたとは思えない吉永小百合の美しさに「サユリストがいるのもわかるなぁ」と妙に納得したし、夫の教え子山崎(浅野忠信)が母べえに恋心を抱くのにもちょっと共感したのね。

でも劇中で彼女が30代の女性を演じている「違和感」はやはり払拭できなかった


他のキャストについて印象に残ったのは文学者の父べえ(坂東三津五郎)の帝大出のインテリの雰囲気や教え子の山崎(浅野忠信)の勉強ばかりやっていて世間知らずなんだけど憎めないいいヤツキャラを演じていたのは結構良かったし、笑福亭鶴瓶もいい味を出していた^^



次にストーリーについて。

ここで話が脱線しますが文章を書く、話す際に説得力を持たせるための技法として対比があります。

男と女、日本とアメリカ、関東と関西、武田信玄と上杉謙信、早稲田と慶応…

このように相反するふたつのものを列挙して比べることによって、どちらか一方の特徴や存在、主張や考えをより一層引き立たせるわけです。


では話を戻しますと…

映画「母べえ」には対比が使われています

野上家(母べえ、父べえ、山崎ら)とそれ以外という構造です。

実は個人的にこの構造に一番納得いかなかったの


まず野上家は完全な善、それ以外は完全な悪として描かれています。

これについては主人公吉永小百合を際立たせる意図があるのだろうとある程度は許容できます。


でも、それ以外の悪の側に対する制作側のスタンスが明らかに「戦後イデオロギー」に大きな影響を受けた偏向思想に立脚しているというのが鼻につき、「その解釈って所詮当時の事実としての歴史を理解していない、一方的な歴史観でしかないだろ」と思えて仕方なかった。


つまり作品の随所に山田洋次ら制作側の歴史観の押し付けがみられ、鬱陶しいんです



偏った思想、演出や吉永小百合の劇中の設定に無理が見られたりなど、制作側に難点が多く見られた映画「母べえ」でした。














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