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2008年03月09日

●ウィリアム・N・アームストロング『カラカウア王のニッポン仰天旅行記』

今日はウィリアム・N・アームストロング『カラカウア王のニッポン仰天旅行記』を紹介。

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ウィリアム・N・アームストロング(荒俣宏、樋口あやこ訳)『カラカウア王のニッポン仰天旅行記』小学館、1995年



現在常夏の島ハワイはアメリカの一州に属していますが、19世紀まではハワイ王国がハワイを統治していました。

この本はハワイ王国第7代国王カラカウア王が1881年に世界周航をした随行記の主に日本、中国、シンガポール、インドといったアジア部分を抜粋し、異国の地で起こる多くのトラブルや発見、歴史上の人物との会見の様子が書かれたものです。

決して堅苦しくなく、平易な文章とイラストや写真、挿絵もふんだんに掲載されているので非常に読みやすく、しかも旅行での苦労や主人公であるカラカウア王の威厳の中にも愛嬌を含むといったキャラクターの楽しさもあってグイグイ作品の世界観に引き込まれます。



茶目っ気たっぷりの表情を覗かせる一方でカラカウア王は、アメリカに牛耳られているハワイの現状を憂い、明治天皇に姪と皇族との結婚を切り出したり、日本やポリネシア、東南アジア諸国との連帯を目指す「東洋諸邦同盟」を各地で提案したりなど、なかなかの策士ぶりも見せています。


19世紀後半の日本や世界の様子が窺い知れた非常に面白い本でした^^

















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