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2007年10月04日

●東野圭吾『白夜行』

今日は東野圭吾『白夜行』の感想です。

bookbyakuyakou.jpg



2006年にドラマ化された『白夜行』。

かなり昔に買ってはいましたが読んでいませんでした^^;

夏に比較的時間が取れたという事もあり、やっと手をつけることができたわけです。



さて、この作品の最大の特徴は「客観性」。

つまり主人公の心理描写や具体的な真実の描写をできる限り排し、読者に多様な解釈が出来るような作りにしています。

確かにこの点については読み進めていくうちに自分なりの解釈や推理ができて面白かった面はあります。


しかし客観性に徹するがあまり、僕の場合後半に物足りなさを感じたんですよね


では僕が「物足りなさ」とは…

この作品の端緒である1979年の質屋殺しの犯罪になぜ犯人は至ったのか?

その際殺人をするまでの心境の変化はどういうものか?


そういった「犯行の動機」という「主観」は書かれてはいるものの、「客観」を優先するあまり、それが少々説明不足になってしまい、犯人がその後、ある人物と相利共生の関係で新たな犯罪を重ねていく事になったのか?の部分に若干説得力に乏しい印象を持ちました。


だからドラマ化されたときCMで「東野圭吾の最高傑作をドラマ化」のフレーズをしつこく繰り返していましたが、こうして読んでみて「確かに面白かったけど、最高傑作とまでは言いすぎじゃないのかな?」と今になって感じています。



東野作品は『秘密』と今回の『白夜行』しかまだ読んでいませんが、個人的には『秘密』の方が僕のツボを刺激しました。

【過去のエントリ:東野圭吾『秘密』



色々いちゃもんをつけてしまいましたが、面白い作品だったと思いますよ。












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