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2007年08月28日

●「俺は、君のためにこそ死ににいく」見ましたヽ(´ー`)ノ

タイトル横の顔文字についてはこちらを御覧下さい♪



今日は特攻隊を扱った映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」の感想です。

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◎作品データ
製作年度:2007年
製 作 国:日本
上映時間:140分
監  督:新城卓
製作総指揮:石原慎太郎
脚  本:石原慎太郎
音  楽:佐藤直紀
出  演:岸惠子、徳重聡、窪塚洋介、筒井道隆、多部未華子、前川泰之
     中越典子、桜井幸子、戸田菜穂、寺田農、中原丈雄、遠藤憲一
     江守徹、長門裕之、石橋蓮司、勝野洋、的場浩司、伊武雅刀 ほか

◎簡単なストーリー紹介
太平洋戦争末期、鹿児島県の知覧で富屋食堂を営む鳥濱トメ(岸惠子)は、知覧が特攻基地となったことを知る。トメは家族と離れて出撃を待つ若者たちが自分に会いに来ては飛び立っていくことを引き留めることもできず、複雑な思いを胸に秘めながら母親代わりとして彼らを見守り続けていく。






この映画はかなり前に見ていましたが、感想を書くのを躊躇っていました

というのもきちんと気合を入れて感想を書きたいと思う作品だったから。

さらに観ていて色々な感情がこみ上げてきて、普段以上にマトモな感想を書くことが出来なくなることが予想されたというのもあり、「冷却期間」として少し時間を置いてからレビューを載せようと思ったのですが、やっぱりグズグズの感想になりそうな感じがすでにしています。

だからもしそうなっても許してください。




さて、この作品は鹿児島県知覧で軍の指定食堂を営む「特攻の母」の鳥濱トメさんの目線から様々な特攻隊員の姿を「淡々と」描いています

「淡々と」とわざわざカッコ書きをしたのはこれがこの作品のメッセージだと感じたから

では僕がこの作品のどの部分にそれを感じたのか?

後半にこういう内容のナレーションがありました。


戦前は特攻隊員を「軍神」とあがめていたが、戦後になって亡くなった者を「犬死」、生き残った者を「特攻くずれ」と呼ぶようになった。


それにしても命をかけた特攻隊員たちに「犬死」「特攻くずれ」という言葉で片付けるのは失礼だと個人的には思うわけです。

制作側も僕と同じように思ったのでしょう。

そこでこの映画は戦後はそういう認識をされることが多かった特攻隊員にスポットを当てて、出来る限り客観的に描くことによっ特攻隊の真実の姿と彼らの姿を私たちに知って欲しいというメッセージが含まれていると思いました


日本で作られる戦後に生まれた歴史観ありきの戦争物とは一線を画し、純粋に特攻隊員の姿を伝えようとする制作側のスタンスが読み取れ、好感を持ちました





そしてこの映画のシーンですが…涙なしには観る事が出来ませんでした

ではどんな涙なのかというと…色々な感情が入り混じったものです



特攻隊員の強い意志に圧倒され

特攻前夜に彼らが肩を組んで歌う「同期の桜」に戦友として、そして日本を守る同志としての強い絆を感じ

出撃式で見送る人たちが涙をこらえている様子にこっちは涙をおさえ切れず

開聞岳を背景に飛行する「隼」の編隊の美しい機影とこれらが特攻するというギャップに複雑な感情が芽生え

エンドロールで掲載された当時の写真の特攻隊員の笑顔に言葉に出来ない気持ちが沸き起こり

彼らが命をかけて守ろうとした日本に自分が生まれ育ったことに感謝の気持ちが芽生え

彼らの強い思いを無駄にしないためにも頑張らねばと気持ちを新たにしたり

今の日本の体たらくに情けなくなったり
   ・
   ・
   ・


もう色々な気持ちで胸がいっぱいになりました




なんかとりとめのない感想になりましたが、最後に月並みだけど一言。

この作品は是非観てください。

今から60年ほど前に特攻隊というのが存在した事と、彼らの犠牲の上に私たちが存在している事を忘れないで下さい。











ちなみに…

この映画を観ていてかなり昔に読んだ堀米庸三『歴史を見る眼』という本にこんなことが書かれているのを思い出しました。

歴史には、起きた事実としての歴史と歴史家によって書かれた歴史という2つの意味がある。歴史とは起きた事実をたんに記述したものではなく、歴史家によって選択された事実であり、選択する以上、そこには歴史家がどう歴史を見るのかという歴史観の問題が生じる



歴史を見る際に忘れてはならないこの事を思い出させてくれたこの作品には感謝の気持ちでいっぱいです。


【1月19日追記】
DVDを入手したため画像付きで感想を書きました。

「俺は、君のためにこそ死ににいく」また見ましたヽ(´ー`)ノ









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