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2007年02月16日

●「硫黄島からの手紙」見ましたヽ(´ー`)ノ

タイトル横の顔文字についてはこちらを御覧下さい♪


2006年公開の映画「硫黄島からの手紙」の感想です。

movielettersfromiwojima.jpg


◎作品データ
製作年度:2006年
製 作 国:アメリカ
上映時間:141分
監  督:クリント・イーストウッド
脚  本:アイリス・ヤマシタ
音  楽:クリント・イーストウッド
出  演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江 ほか

◎簡単なストーリー紹介
時は太平洋戦争末期の1944年6月、アメリカ留学を経験し、アメリカの国を肌で感じてきた陸軍中将栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ赴任する。指揮官に着任した彼は、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰を戒める、さらに従来の水際作戦を大きく変更し、島内に縦横無尽に地下坑道掘り、持久戦に持ち込む事にする。



先日「父親たちの星条旗」を紹介しました。

太平洋戦争末期の硫黄島を巡る日米両軍の激戦をアメリカの立場から描いたのが「父親たちの星条旗」でした。

一方で今回紹介する「硫黄島からの手紙」は日本の立場から硫黄島の戦いにスポットを当てた作品です。


この映画で描かれた日本軍将校は2パターン

まずはアメリカに行ったことがあり、アメリカという国を肌で感じた栗林忠道(渡辺謙)と西竹一(伊原剛志)。

彼らはアメリカとの戦い方を知り尽くし、従来の水際作戦(上陸し態勢の整っていない敵兵を水際で攻撃をする作戦。敵に打撃を与える事が可能だが、自軍との戦力より敵軍の方が大きい場合、勝ち目が無いという欠点があった)を変更し、島の奥深くに陣地を構築し、それらを地下坑道で結び、バンザイ攻撃を固く禁じ、一日でも長く守り抜く作戦を立案します。

そして、アメリカ兵の捕虜を西は治療を施すシーンや栗林がアメリカに駐在武官として赴任した時のアメリカ人との交流のシーンもあります。

これらで読み取れる事は彼らはアメリカと日本の国力の違いを理解し、それに立脚して作戦を立案し、国は違えども同じ人間というスタンスに立つ人間と言えるでしょう。



一方で伊藤中尉(中村獅堂)。

彼は栗林の作戦に断固として反対し、武人としての誇りから「潔い死」を求め、しまいには無様な姿で生き残ります。


つまり敵を知らない伊藤と敵を知っている栗林、西という非常にわかりやすい対比で日本人将校を描いています



そして彼らの命令で動く兵士が西郷(二宮和成)と清水(加勢亮)ら

戦場という生きるか死ぬかの極限の中でどう戦えばいいのかそれに翻弄されつつ、生き残るか否かを選択していきます。



「父親たちの星条旗」のときと同じく悲惨な戦闘シーンが展開。

ではなぜこのような戦闘が繰り広げられたのか?

栗林中将(日本)の意図したのはここでアメリカ軍に打撃を与える事で士気を落とし、和平交渉に一縷の望みをかけたことによる上での作戦。(これについては梯久美子『散るぞ悲しき』で詳しく記述)

一方でアメリカにとってはアメリカ軍機とそれに搭乗する兵士達を安全に日本に飛ばすための基地を確保する目的で硫黄島を占領しようとする。

いわば日米双方の自国民を守るための戦いと言えるのではないでしょうか?


でもそうは言いつつも、硫黄島では凄惨な戦闘が展開されています。


僕に戦争の悲惨さを稚拙ながらも考えるきっかけを提示してくれたように思います。




では次にキャストについて

渡辺謙が本当に凄かった

大本営に送る最後の電文「戦局最後の関頭に直面せり…」と最後の突撃の際の「予は常に諸子の先頭に在り」の台詞には本当に圧倒されました。

そして二宮和成が凄かったという感想がネットなどで多く書かれていますが、彼の場合、ちょっと童顔っぽくて大宮でパン屋を営む男というよりは大学生っぽい雰囲気を感じ、設定と実際に見える年齢の間で少々乖離している印象を持ちました。(でも演技に関して文句をつけるつもりは一切ありません)

個人的には憲兵出身の清水を演じた加勢亮が良かったかな。



では最後に…

「父親たちの星条旗」とあわせて見てください。

そして硫黄島に未だに兵士達の遺骨が眠っている事を忘れないで下さい。







【当ブログで掲載した硫黄島関連作品】
○ブックレビュー
『散るぞ悲しき』&『栗林忠道 硫黄島からの手紙』
ジェームズ・ブラッドリー『父親たちの星条旗』

○映画レビュー
「父親たちの星条旗」見ましたヽ(´ー`)ノ

「硫黄島からの手紙」見ましたヽ(´ー`)ノ














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