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2007年01月28日

●「彼女たちの時代」タイトルバック

タイトルバックとは…

ドラマのキャストやスタッフのテロップを流す時の映像の事

【外部リンク:Drama!Drama!Drama!
↑ドラマレビューは勿論のことタイトルバックコレクターと称して色々紹介しています^^

先日1999年に放送のドラマ「彼女たちの時代」について紹介しました。

【過去のエントリ:彼女たちの時代

このドラマの放送当時、初回から見続けてはいません(但し再放送では全話視聴)。

何気なくチャンネルを合わせた時に見たタイトルバックが僕にとってなかなか強烈で、以降見続け記憶に残るドラマのひとつになりました

では…
そのタイトルバックのどの部分に惹かれたのか?
タイトルバックから見えてくるこのドラマのメッセージは何か?


折角なのでタイトルバックをドドンと紹介してみようと思った次第です^^





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とある街中、多くの人が忙しそうに歩いている。そんな中で白黒の女性ふたりがポツンと佇んでいる。


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ドラマタイトル登場。


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このドラマの主役の一人羽村深美(深津絵里)も冒頭の女性達と同じように、白黒の状態で佇んでいる。しかもうつろな表情をして。


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太田千津(水野美紀)も同様にうつろな表情


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浅井次子(中山忍)もやはり同じ。


ここで気になるのは周囲(社会)との違い。周囲はカラーでしかも忙しそうに歩いている中、白黒の女性達はただポツンと佇んでいるだけ。人間関係、しがらみ、偏見、差別…そういったものと闘い疲れ、結果「自分ってなんなんだろうか?」それが見出せず、もがいているように解釈できなくも無い。



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次子が見上げる。そこにはフジのドラマという事もあり、いいとも!でおなじみ新宿アルタの街頭ビジョン。写っているのは…



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深美(深津)の義兄佐伯啓介(椎名詰平)。暗く閉ざされ、しかも廃墟のような部屋で必死になってもがいている様子。このままではいけない。何とかしたい。でもなかなか上手く行かないのか思いっきり大転倒もする。


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千津(水野)のボーイフレンドである米村美紀夫(加藤晴彦)登場。彼もうつむき、暗い表情。


つまり「自分ってなんなんだろうか?」と考え、もがくのは女性特有の悩みではなく、性別を問わないものだということを伝えようとしているのではないでしょうか。



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深美(深津)と千津(水野)が振り向き見上げる。表情に弱さは含んでいるものの、「何とかしたい」と思う彼女たちのはじめてのマトモな動作。


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啓介(椎名)も暗く閉ざされた部屋のドアを思い切り開ける。啓介の「何とかしたい」という気持ちの行動だろう。




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ここで舞台が一気にかわる。今までのは街中(彼女達)、廃墟(椎名)であったが、今度は断崖絶壁(調べてみると千葉のようです)。真ん中あたりに誰かいる様子。


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実はその人物は深美。強い風の吹く中で立ち向かっている。冒頭のうつろな表情とは明らかに違う。


実は僕がタイトルバックの中で最も強烈に残っているのが深津絵里のこの表情。凛々しく、カッコよく、しびれたんですよね^^


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深美(深津)も千津(水野)も次子(中山)も風を正面に受ける。


ここで注目したいのは彼女たちの目。風(=逆境)に立ち向かおうとする強い意志を感じます。



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髪のなびき方から見るにかなり強い風。そんな中でしっかりと大地を踏みしめ、力強い表情で風を真正面に受けている。


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風を受けているのは深美、千津、次子の3人だけかな?と思いきや…


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多くの女性達も断崖絶壁で風を受けて立っている。


深美、千津、次子の3人は26歳という設定。このドラマが放送された1999年当時に20代後半を迎えた女性の悩みを3人の普通の女性を通じて描こうというのが主目的ではないでしょうか?だからこそ普通の女性たちもこのようにタイトルバックに登場させていると考えられます。


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部屋を飛び出した啓介(椎名)も暗い廊下の中をヨロヨロとではあるが、明るい方向へと一歩一歩着実に向う。そして啓介は明かりのさすドアを開ける。


このドラマで好感を持っている点に「このままではいけない」とかいう悩みを女性限定の物として描くのではなく、男性にもそれがあるというのを盛り込んでいる点。

タイトル「彼女たちの時代」とあるようにあくまで20代後半女性がメインですが、悩みを持ち、もがき苦しむ30代男性代表として啓介の存在を登場させています。(ドラマ本編の啓介が受ける仕打ちには驚きました。これは後日紹介します)

※ちなみに啓介を「30代男性代表」と考える理由は啓介が深美(26歳)の姉佐伯直美(奥貫薫)の夫であるという事から30代と推測



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空を見上げる啓介(椎名)と美紀夫(加藤)。


美紀夫は「20代男性の代表」として劇中に登場させていると推測。
※理由は千津(26歳)の彼氏ということより



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部屋を飛び出したはいいが啓介の上を雨が降りそそぎ、呆然とする。しかし次第に啓介の頭上が明るくなり見上げる。


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美紀夫(加藤)も明るい方向へと歩みだす。その足取りは少し力強く見える。


「悪い事はずっと続かない。いつか事態は好転する」ということを描いているのでしょう。


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当初白黒だった次子(中山)が色を取り戻し、前へと進む。


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千津(水野)も同じく。


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啓介(椎名)は空は明るいが雨が降る中、ネクタイを勢いよく振り解く。


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そして主役の深美(深津)も白黒から色を取り戻し、前に向って歩みだす。


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彼女の表情に冒頭のような暗さは無い。何か悟ったというか悩みを自分なりに解消したというかそんな様子に見て取れる。


ここでは深美も千津も次子も啓介もひとりずつ描かれています。このドラマでは深美、千津、次子の友情もテーマのひとつということを考えると、3人が一緒に手を繋いで歩くというシーンであっても良いとも思えなくも無い。でもそうしない理由は何か?

先ほど「悪い事は続かず、いつか必ず好転する」と書きましたが、ウジウジしているだけでは事態は変わらない。他力本願ではなく、自ら進んで何か行動しなければならないというメッセージを感じます。

つまり「友情におんぶにだっこではダメ」で、友情はあくまでごくわずかな後押しに過ぎず、主体的に進んでいくべきということでしょう。

だから3人一緒になって歩くシーンではダメなんですよね^^




画像てんこ盛りになりましたが、これが「彼女たちの時代」タイトルバックの全て^^

しかも愚考を交えたため見にくくなったかもしれませんが、とにもかくにも僕にとって印象に残るタイトルバックだったので、その思い入れの強さの結果ということでご理解下さい^^











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