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2006年12月10日

●「いま、会いにゆきます」野口医師について考える

前回映画「いま、会いにゆきます」について恐らく周囲がヒク位画像てんこ盛りで紹介しました。

【過去のエントリ:「いま、会いにゆきます」また見ましたヽ(´ー`)ノ

今日ちょっと個人的に注目してみようと思ったのは…

movieimaaikohinata.jpg


巧(中村獅堂)の主治医の野口医師(小日向文世)

彼の出演シーンで気になった事があったのでちょっとその辺について書いてみます。


僕が気になったのは冒頭部分に巧と野口医師が話すシーン。
少々長いのですが全部台詞を起こしてみました。

movieimaai101.jpg


巧:かわいそうですよね、佑司
野口:どうして?
巧:親がこんなだから。
野口:そんなことないですよ。秋穂君は周囲の反対を押し切って十分立派に父親やってると感心しています。
巧:いえ、全然。もっと普通の親みたいにいろんなことしてやれたらいいのに。

野口:澪さんが亡くなられてもう一年ですね。
巧:最近澪のことで思い出せないことが増えてきています。ビデオや写真の中でしか澪を感じることが出来ない。
野口:そう
巧:でも澪は戻ってくるんですよ。もうすぐ。
野口:雨の季節に…って話ですか?
巧:ええ
野口:雨の季節に戻ってくると言い残されたんですよね
巧:はい
野口:佑司君の絵本にもそう書いて
巧:はい

野口:信じているんですか?
巧:佑司は信じています
野口:そうですか…
巧:ありえないと思います?やっぱり。
野口:まぁ…科学的には。一応医者なので。
巧:やっぱりそうですよね。
野口:秋穂君
巧:はい
野口:君も澪さんに戻ってきて欲しい?
巧:はい。僕は澪を幸せにしてやれなかったから、全然。
野口:そうでしょうか?

巧:僕がこんなだから澪に負担ばっかりかけてしまって。最初から最後まで。一度でいいから僕と一緒に生きてよかったって思ってもらいたかった。だからもし戻ってきたらそんな思いをさせてやりたいなって思うんです。普通の夫婦みたいに一緒に電車に乗って旅行に行ったりとか…
野口:なるほど。
巧:先生、僕の体のこと聞かないんですね、医者なのに。
野口:どうですか、調子は?
巧:変わりないです。

movieimaaikohinata.jpg


このシーンで野口医師はこの表情を見てもわかるかと思いますが、あたたかい存在で劇中に彩を添えます。


ここで「なぜ野口医師はこんなにもあたたかい存在なのだろうか?」というのを考えてみようと思います。

これを考える際に野口医師のこの台詞に注目してみます。

野口:君「も」澪さんに戻ってきて欲しい?

ここで気になったのが「も」。
君は巧の事を指します。巧と佑司の二人とも澪に戻ってきて欲しいと考えるのが普通でしょう。

しかしこの画像を見るとこのセリフの中にもっと深い意味が込められているのではないのか?と思いはじめました

movieimaai102.jpg


巧と話している時にふと机の上の写真に野口は視線を移します

その写真には女性がひとり(そんなに若くない雰囲気)写っています。

よくアメリカのドラマなどでは家族の写真をたくさん飾っていることが多いけど、日本ではなかなかそういうのはお目にかかることは少ないかですよね。

でも野口医師は自分の仕事机の上に女性の写真を飾っています。

ここで僕の推測ですが、その写真に写っている女性は野口医師の妻(まぁ浮気相手とかは考えにくいですしね^^;)で、さらに家族の写真を飾るという習慣があまりない日本ということ考慮に入れると野口医師の妻は亡くなったと考えることは出来ないでしょうか?


そう考えると先ほど紹介した台詞

野口:君「も」澪さんに戻ってきて欲しい?

これに込められた意味合いが少し変わってきませんか?

目の前にいる患者巧に対して巧と佑司に澪に戻ってきて欲しいと聞いているのと同時に、巧と同じく妻を亡くした野口医師にも「妻に戻ってきて欲しい」と自らに言い聞かせているような気がしてなりません


よく「医は仁術」などといいますよね。

この言葉は医というのは病気や怪我を治すだけでなく、思いやり、いつくしみ(仁)をもって患者に接することこそ大切だいう意味だと記憶しています。


巧と同じことを経験しているからこそ、巧の心境がわかる野口医師の台詞と眼差しのやさしさはまさに「医は仁術」を体現しているのではないでしょうか?


何か妄想しまくっていますね^^;



以上です^^;












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