●「手紙」見ましたヽ(´ー`)ノ
タイトル横の顔文字についてはこちらを御覧下さい♪
今日は山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二出演で2006年公開の映画「手紙」の感想です。

◎作品データ
製作年度:2006年
製 作 国:日本
上映時間:121分
監 督:生野慈朗
原 作:東野圭吾
脚 本:安倍照雄、清水友佳子
音 楽:佐藤直紀
出 演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、尾上寛之
田中要次、高田敏江、吹越満、風間杜夫、杉浦直樹 ほか
◎簡単なストーリー紹介
武島剛志(玉山鉄二)は弟武島直貴(山田孝之)の大学進学費用欲しさに盗みに入った資産家の屋敷で誤って人を殺害し、刑務所で無期懲役の刑に服していた。そして直貴は大学進学はあきらめ、リサイクル工場で働く傍ら、幼なじみの祐輔(尾上寛之)とお笑いでプロになることを夢見ていたが、毎月刑務所から届く兄の手紙が彼を「犯罪加害者の弟」という現実に引き戻す。そんな彼を食堂で働く由美子(沢尻エリカ)が見ていて…。
今日は山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二出演で2006年公開の映画「手紙」の感想です。

◎作品データ
製作年度:2006年
製 作 国:日本
上映時間:121分
監 督:生野慈朗
原 作:東野圭吾
脚 本:安倍照雄、清水友佳子
音 楽:佐藤直紀
出 演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、尾上寛之
田中要次、高田敏江、吹越満、風間杜夫、杉浦直樹 ほか
◎簡単なストーリー紹介
武島剛志(玉山鉄二)は弟武島直貴(山田孝之)の大学進学費用欲しさに盗みに入った資産家の屋敷で誤って人を殺害し、刑務所で無期懲役の刑に服していた。そして直貴は大学進学はあきらめ、リサイクル工場で働く傍ら、幼なじみの祐輔(尾上寛之)とお笑いでプロになることを夢見ていたが、毎月刑務所から届く兄の手紙が彼を「犯罪加害者の弟」という現実に引き戻す。そんな彼を食堂で働く由美子(沢尻エリカ)が見ていて…。
この作品は『秘密』『白夜行』などを書いた東野圭吾の同名の原作を映画化したもの。
僕は原作本を読んでいないので、あくまで映画「手紙」を見た上での感想及び感じたことのみを書いていきます。
世間では数々の悲惨な殺人事件が起こっていますが、マスコミがそれらを報道する時は「加害者と被害者の家族」という視点で取り上げる事が多いように思います。
しかし今回の「手紙」ではこの視点に「加害者の『家族』」というあまりお目にかかることが出来ない要素を加えている所が見ていて新鮮に感じました。
「犯罪加害者の家族」という理由で不当な扱いや差別を武島直貴(山田孝之)が受け、それに苦悩し、押し潰されそうになりつつも次第にそれを直貴なりにどう位置づけていくのかそのプロセスが描かれていました。
その視点の目新しさから序盤は楽しんで見ていたのですが、それ「だけ」しか描かれていなく、正直な話、次第に飽きて、というか物足りなさを感じていきました。
でも中盤〜後半にかけて剛志の犯した殺人事件に対しての様々な意見が直貴に向けられていき、次第に話に「深み」が増します。
直貴のガールフレンド中条朝美(吹石一恵)の父中条(風間杜夫)はやり方は汚いかもしれませんが、娘を強く思うがゆえに理屈ではない戸惑いを直貴にぶつけ
直貴の会社の会長平野(杉浦直樹)は差別の冷静な分析とそれに押しつぶされそうになっている直貴にこれからどう生きていくべきかというひとつの指針を、
影でずっと直貴を見守り続けていた白石由美子(沢尻エリカ)は自身の経験にもとづいて、常に直貴にエールを送り、支え続け、
そして剛志に殺害された人の息子緒形忠夫(吹越満)は決して癒えることのない家族を事件で失った深い悲しみを…
加害者の家族の苦しみにスポットを当てただけでなく、ひとつの事件に対する様々な人のスタンスや考えが提示されていき、うなぎのぼりに面白くなってきました。
剛志は弟に対する深い思いから、結果的に人を殺害してしまう。でもこれは絶対に許させる行為ではないし、たとえその場は上手く切り抜けたとしても直貴の将来に暗い影を落とす事になる。そして被害者の遺族にもずっと深い苦しみを与えてしまう。
つまり今回の剛志が起こした事件(それだけでなく全ての犯罪)は被害者、被害者の遺族、加害者、加害者の家族全てにとって「不幸」な事だと言えるでしょう。
そして真に罪を償う事はどういうことか?
このように稚拙ではありますが、僕に色々と考える機会をこの映画は与えてくれました。それだけで十分に見る価値があったと思います。
次にキャストについてですが
主役の山田孝之は勿論の事、沢尻エリカ(冒頭のメガネ姿に胸がキュンキュン^^;)も好演していましたが、今回は武島剛志を演じた玉山鉄二が抜群の存在感を発揮していたと思います。
特にラストの彼の演技に圧倒されるあまり涙腺決壊。
僕の中で玉山鉄二がお気に入り俳優リストに入った瞬間でした。
序盤〜中盤にかけてちょっとツッコミを入れたくなる箇所はあるのですが、そんなことを一切感じさせない中盤〜ラストの展開と犯罪を扱う事による「重さ」、色々考えさせてくれる「深さ」、漫才シーンでクスっと笑わせてくれる「軽さ」を上手く盛り込んだ作品だと思った映画「手紙」でした。
最後に…僕は良かったと思った映画は必ずパンフレットを購入するのですが、今回も当然購入。

今回タイトルが「手紙」とある通り、手紙が重要なアイテムなのですが、劇中に登場した手紙(しかも便箋に近い紙の材質で!)を読むことが出来て、個人的に大満足なパンフレットでした。
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