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2006年11月14日

●井上一馬『アメリカ映画の大教科書』

今日は井上一馬『アメリカ映画の大教科書』(上・下)を紹介。

booksholywoodmovie.jpg


井上一馬『アメリカ映画の大教科書』新潮社、1998年


昨日11月13日(月)にNHKで「喜劇王チャップリン・世紀を超える」が放送されました。

「お前渋いよ」と思われるでしょうが、僕が中学生?高校生にかけてチャップリンの作品に凝った事があり、チャップリンの作品を徹底的に見倒し、チャップリン関連の本を読み漁った時期がありました。

そんな時に買った本が今回紹介する『アメリカ映画の大教科書』(チャップリンの記述もあったので購入した次第です)。



この本はフランスのリュミエール兄弟によって発明されたシネマトグラフ(今の映画のようなスクリーンに映し出す技術)の発明以降、アメリカの映画産業がどのように発展していったのかを紹介しています。

まず感心することが著者はよくぞここまで映画を見たなということ。

でも正直「こんなに映画を見て凄いね」と思える「だけ」なんですよね。

というのも映画の批評というよりは単に世間一般でのステレオタイプな評価を取り上げているに過ぎず、著者のオリジナリティー溢れる視点というのは感じないから

著者の井上一馬氏は翻訳家であり、映画批評はそれを生業にしている人にお任せしましょうという意図で書かれたものかもしれません。


そう考えるとハリウッド映画入門書の位置づけであると考えるべきで、ディープな映画ファンには物足りなく感じるでしょう。

でも映像技術の発明から1997年公開の「タイタニック」までの歴史を俯瞰できるという点においては非常に有益な本かもしれません。

いわば「アメリカ映画年表」的作品ですね。




ちなみに本来アメリカはイギリスから大西洋を渡った移民がもとで成立した国家ですので、大西洋沿岸から発展していきました。しかしアメリカ映画産業の本拠地は太平洋側のカリフォルニア州ハリウッドにあります。

なぜ映画産業がハリウッドになったのか?つまり古くから開けている大西洋側にハリウッドを作らなかった理由は?その経緯をこの本を通じて知る事が出来ました。ひとつトリビアが増えたと言う点でも僕にとってはありがたい本のひとつです。










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