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2006年04月26日

●東野圭吾『秘密』

今日は東野圭吾『秘密』を紹介。
himitsuhigashino.jpg
東野圭吾『秘密』文藝春秋 1999年
『秘密』の作者東野圭吾は今年『白夜行』がドラマ化され、さらに『 容疑者 Xの 献身』が第134回直木賞を受賞し、何かと注目を浴びることが多い作家。

僕が東野圭吾の作品ではじめて買ったのがこの『秘密』でした。

簡単にストーリーを説明すると…
杉田直子と、小学5年生の娘藻奈美を乗せたバスが崖から転落した。二人は救助されたが直子は亡くなり、娘は一命を取り留めた。しかし意識を回復させた藻奈美は精神は直子という不思議な状況だった。直子の夫で藻奈美の父である平介は精神的には妻であり、肉体的には娘である藻奈美との「秘密」の生活が始まる。



まず、この中には様々な親子、夫婦関係が描かれています。これらに共通するのは相手(夫なら妻を、親なら子を。逆も然り)を思いやる気持ち。

「相手を思いやる」と聞くと、非常にステキなイメージがあると思う。しかし、相手を思いやるが上に、相手に対する疑念といったマイナスな要素だってあるはずです。(極端な例を挙げるとストーカーはマイナス面の好例ですよね。)

この『秘密』では相手を思いやることのプラス面、マイナス面が描かれているように思いました。


そして現在独身で自分の子どもがいないという僕ですが、妻を、娘、もしくは息子を持つとこういう心境になるのかな?と平介や言動や心情の変化を通じて思いましたね。


ちなみにラストについてですが、じーんとしてしまいました
くそ?ウルウルしてしまったじゃないか^^


そして最後にタイトルの「秘密」についてですが、
藻奈美の真実をまわりに「秘密」にしたというのは解釈のひとつ。
その他には…

○○の××に対する秘密

という切り口で読むと、本当にたくさん列挙できますよ。


ということは人間は本音を全て語るというのはなく、(あったとしてもごく稀なケース)、みんな何らの「秘密」を抱えて生きていると読み取れます。

つまり「秘密」は不可欠な存在だということを示唆しているように思いましたね。




この勢いで同じ東野作品の『白夜行』に手をつけようと思います。
ドラマもビデオ録画してだけで見てないからそれも見よう♪


お暇ならクリックを^^

スレッドテーマ:読んだ本。:本・雑誌

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コメント

●あらま
白夜行 見てなかったんですか?

よく、我慢できたね^^

コメント

●ブタネコ さん
ドラマを3話まで見たときに、「原作もドラマも時間があるときにじっくり徹底的に触れたい!」と思って、どちらも封印(?)してたんです。

この我慢は本当に辛かったですね。
ブタネコさんとtakuさんのドラマレビューが気になって仕方ありませんでした^^;

コメント

●続・あらま^^;
見終わった後に 私の記事の御感想をコソッと教えてくださいね^^

反論・批判 おおいに歓迎です^^;

コメント

●ブタネコ さん
是非感想を書かせてください!
3話まで見た所、森下脚本らしく(?)細かく伏線を張り巡らせていたので、
沢山議論できそうな雰囲気をビシバシ感じています。

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